ダノンザキッド飛ぶかも?阪神競馬場の地盤の話など【阪急杯/中山記念】

今週の重賞レース

阪急杯
中山記念

諸事情により
推奨馬記事の掲載はございません。m(__)m

 

代わりに、簡易版ではございますが
いつもの好走血統やデータについて
2レース分を無料出しすることにしました

 

いつもよりコラム寄りな記事となっておりますが
それなりに面白い情報も載せていますので
是非お読みください。

 

皆様のお役に立てれば幸いです。

 

 

【阪急杯】好走血統該当馬のご紹介

 

阪急杯
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。

 

好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。

note(ノート)

血統のニーズは低い? 大切なのは血統の影響力が占める"割合" いまや至る所で競馬に関する情報が得られる世の中で…

 

 

好走血統該当馬のご紹介

 

阪急

※かなり絞れている上、好走血統も1種類のため
 該当馬の中で特におすすめという馬はいません。

ただし、クリノガウディー
とある理由で割引対象となります。(後述)

 

 

阪神競馬場の地盤がガッチガチになってます

 

阪神競馬場
今回は5月1日までの超ロング開催です。

そのため、馬場レベルの低下をできるだけ防ぐため
芝下の地盤へのエアレーション施行レベルを低くし
ガチガチに固めています。

実際、先週土曜は雨の影響は時計的にあまり出ず
速い上がり、速い時計が出ています。

 

今開催阪急杯の勝ち時計も高速時計と読むならば
当然、持ち時計に注目することになります。

そして、今回の出走メンバーは
持ち時計にかなりの格差があります。

 

 

持ち時計評価トップ3

 

1位 クリノガウディー
2位 タイセイビジョン
3位 ミッキーブリランテ

※単純な1400mの持ち時計比較ではなく
各会場の馬場差も考慮して査定した結果となります。

 

3位 ミッキーブリランテ
昨年の阪急杯の時計がベストキャリア。

2位 タイセイビジョンは近走も評価。

1位 クリノガウディーですが
この馬、右回り超不得意ですのでかなり割引。

 

 

【中山記念】好走血統該当馬について

 

いつもの注意書きは飛ばしますね。
中山記念についても好走血統は調査済みですが

今回は該当馬多数のため掲載はなしとなりました。

 

 

・好走血統の傾向を少しだけ説明

 

推奨配合パターンは

スタミナ型×短距離スピード型

一見、真逆の配合により
「短距離にスタミナ?」と思われるかもしれませんが

この配合から
スピードを持続させながらポジション取りに
動いていける起動力を持った馬が多数産出されました。

 

実際に過去5年の好走馬の
各コーナー通過順位を見てみると

2021
1着 4.4.4.4
2着 5.5.4.4
3着 2.2.2.1

2020
1着 3.3.3.3
2着 3.4.4.4
3着 2.2.2.2

2019
1着 4.4.4.4
2着 2.2.2.2
3着 5.5.6.6

2018
1着 4.4.4.3
2着 2.2.2.2
3着 1.1.1.1

2017
1着 3.2.2.3
2着 9.8.8.7
3着 1.1.2.2

好位置が取れなかったにも関わらず
好走できたのはサクラアンプルールのみ。

 

第2回中山2日目開催の
前有利バイアスも味方につけてはいますが

決して前半ドスローというわけではなく
好位取るにはそれなりのスピードが必要です。

 

これらの傾向から

ウインイクシード
ガロアクリーク
アドマイヤハダル
コントラチェック
パンサラッサ
マルターズディオサ

このあたりの馬達は
今回面白いんじゃないかなと思っています。

 

 

※ダノンザキッド、今回飛ぶ可能性あり

 

今回の出走メンツの中で、馬の能力面では
頭一つ抜けているダノンザキッド
当日もほぼ1番人気になると思います。

ただ、今開催中山記念においては
いくつか懸念点があるためご紹介します。

 

■懸念点 その1

ダノンザキッドは過去関東輸送時
100%入れ込んでしまっています。

それでも結果を出したレースありますが
白汗レベルの入れ込みでは
3着、15着、4着と厳しい結果に。

パドック次第では切りの可能性にかけるもアリ。

 

■懸念点 その2

加えてこの馬、後傾ラップは得意なのですが
持続ラップには不安あり。
2021年や2019年のようなラップならと飛ぶ可能性高いです。

今年のラップに関しては
今回大逃げする馬がいるため
後傾よりは持続ラップになる可能性のほうが
若干高いと推測しています。

 

■総評

大きな懸念点は以上2つですが
調教に関しても叩き感が否めませんでした。

とはいえ、最初に申した通り
能力面では頭一つ抜けているため
さほどパドックに問題がなければ、いとも簡単に
好走してしまうかもしれません。

「飛ぶか飛ばないか」最大の論点は
輸送での入れ込み具合、つまりパドックとなりますので
当日のパドックは要チェックです

 

 

※大きな期待を背負ったカラテだが…

 

昨年からの活躍が目覚ましいカラテですが
その活躍は、距離路線を1600mに絞った
陣営の判断が功を奏したものです。

元々は1年半ほど1800m,2000mで結果出せず
クラス頭打ちしていました。

ではなぜ
今回無理に1800mのレースに出てきたのでしょうか?

 

理由は調教師引退のためです。
高橋厩舎で重賞とれる可能性がある馬はカラテのみ。
前走の東京新聞杯は勝てなかったため
今回は苦しい1800mでも出走してきました。

引退を勝利で飾ってあげたい陣営の気持ちは分かりますが
前走メイチ仕上げの調教からも
今回は厳しさが目立ちます。

 

 

お読みいただきありがとうございました。
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