独自解析の好走血統、中身をお見せします。

血統のニーズは低い?
大切なのは血統の影響力が占める”割合”

 

いまや至る所で競馬に関する情報が得られる世の中ですが

こと血統となると
やはり取り扱いが難しいイメージがあるようで
推奨馬や買い目、過去データに比べ
「血統」のニーズは低い印象があります。

 

とはいえ
競馬はブラッドスポーツ」とも呼ばれるほど
競馬を語る上で、血統はなくてはならない存在です。

私個人の見解として、
馬を評価する上で血統の影響力は「3割前後」。
(おそらく一般論でもこのくらいの割合)

血統のみで馬券を組み立てる事は難しいですが
全体の30%を占める要素と考えると、無視することはできませんよね。

 

そこで

競馬における血統の重要性を伝えたい

「適正競馬の好走血統」の商品価値をお伝えしたい

この 2つの想いから、今回に限り
好走血統の詳細を公開することにしました。
(公開対象はフェブラリーステークス)

note(ノート)

フェブラリーステークス(以下フェブラリーS) 過去レースの好走血統該当パターン解説と 今開催レースの好走血統該当馬のご紹…

 

 

コンテンツの価値を守るため
アルファベット表記されている血統名の開示は
特別な理由がない限り、行っておりません。

【注意事項】好走血統についてから引用

毎度公開できない理由はひとつ。
来年に転用できてしまうからです。
(今回の開示についても転用は避けて頂きますよう願います。)

今回の記事の一番の目的は
血統に対して少しでも興味関心を抱いていただくこと
その結果、みなさんの競馬ライフに
良い影響を与えることができれば尚良しと思っております。

 

 

好走血統の詳細開示(本編)

 

※まずは以下の無料部分をご覧ください。

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フェブラリーステークス(以下フェブラリーS) 過去レースの好走血統該当パターン解説と 今開催レースの好走血統該当馬のご紹…

 

 

評価順位はアルファベット順

 

好走血統において
評価順位はS>A>B>C>Dの5段階。

ただし
インブリードやニックス、世代など配合パターンにより
評価点が特別に加点される場合があります

 

 

アルファベットの内容

 

好走血統該当パターン1つに対して
該当対象が1つ、もしくは複数の場合があります。


レースA
A :Never bend

レースB
A:Never bend or Fairy king

 

レースBのように複数の場合は
いずれか1つが配合されていれば該当馬として扱います。

 

 

好走血統の中身(具体例)

 

では具体的に今回のフェブラリーS
好走血統該当パターンS.A.Bについて
説明していきます。

S:アフリート、ゴーンウエスト、ミスワキ

偉大なナスルーラ、プリンスキロを礎にし
トムフールやミスプロスペクターを掛け合わせ生まれました。

基礎となるナスルーラ、プリンスキロは超王道。
ダートにおいても安定したスピードを供給してくれます。
これにミスプロを加えてさらにスピード強化。
トムフールはダートに必要なタフさを強化。

 

A:ストームキャット

アメリカスピード血統の一つです。
ここにもナスルーラ、プリンスキロは配合されています。

 

B:キングカメハメハ、ゴールドアリュール

Nureyev配合からの選抜です。

Nureyevはパワー型ではありますが
ミスプロスペクターが加わりスピードを補ったことで
キングカメハメハはバランスが良くなりました。

 

東京競馬場の軽いダートということもあり
スピード特化型血統が好走血統に該当します。

 

 

過去レースの好走血統該当パターン(真)

 

では、実際に上で記した血統が
過去フェブラリーSでどの程度好走したのでしょうか?

 

それが、毎回最初に提示している
過去レースの好走血統該当パターン」です。

具体例としてフェブラリーステークス
過去5年で1.2.3着になった馬達の
配合パターン詳細が以下の通りとなります。

2021
1着 S.A×S
2着 父B
3着 父A.S

2020
1着 S×A.S
2着 非該当
3着 B×A

2019
1着 S×S.A
2着 父B
3着 父B

2018
1着 非該当
2着 父B
3着 非該当

2017
1着 父B
2着 母父S
3着 非該当

 

見比べていただければ分かると思いますが
父か母どちらかのみ好走血統を持つ場合
どちらに該当しているかは開示しておりませんでした。
(転用防止対策)

当然、
血の濃さや掛け合わせ方などで加点内容も変化。
今回ならS×Aは大きく加点されます。

 

 

まとめ

 

今回のレースで言えば
過去 5年、好走馬15頭中非該当は 4頭のみです。

※ちなみに非該当の 4頭中 3頭は
 ミスプロスペクターのクロス
 or
 ナスルーラのクロス
 を有しており、Sの要素をある一定量継承しています。

 

この結果を血統による偏りありと取るか否かは
人それぞれかもしれませんが、
数値的に見れば、ありと取るのが妥当ではないでしょうか。

このように、
レースの細かい特徴(会場、距離、コースレイアウト、芝や砂質)や
当日の天候による馬場などで
好走する血統にある程度偏りが生まれるのは間違いないと私は考えます。

 

 

以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。