【高松宮記念】【3/24更新】該当率”73%”!好走血統該当馬のご紹介と馬格問題&中京競馬場バイアス【血統評価/独自解析】

2024 高松宮記念
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。

今回はいつもよりさらに細分化された特別版です

好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。

関連記事

1.好走血統パターンについて 適正競馬が推奨する好走血統パターンは メジャーな現役種牡馬を推奨するシンプルプランとは限りません。   第五世代以上前の血統馬の特性も活用しており 2つ以上の血の配合によ[…]

note(ノート)

血統のニーズは低い? 大切なのは血統の影響力が占める"割合" いまや至る所で競馬に関する情報が得られる世の中で…

 

 


好走血統該当パターン

サンプル:過去5年
好走血統:S,A,B

2023 不良
1着 S×A(非サンデー系)
2着 S×A.B
3着 非該当

2022 重
1着 B
2着 B×A.B(非サンデー系)
3着 S×A(非サンデー系)

2021 重
1着 S×A(非サンデー系)
2着 S
3着 非該当

2020 重
1着 S×A(非サンデー系)
2着 非該当
3着 A×A

2019 良
1着 A(非サンデー系)
2着 非該当(父、母父非サンデー系)
3着 S.B (非サンデー系)

好走馬の73%が好走血統に該当。

まず特徴として
他の芝GⅠレースに比べて
圧倒的に非サンデー系の好走率が高いです

では、(非)サンデー系と好走血統の関連性はどうか?
各パターンごとにまとめてみました。


非サンデー系でも好走血統非該当なら好走実績はなし。

また、
①サンデー系が大苦戦していること
②サンデー系で好走した7頭の内
4頭は3番人気以内での好走であったこと
この2つは頭に入れておきたいですね。

 

それでは、2024高松宮記念
好走血統該当馬をご紹介します。

 

 


好走血統該当馬のご紹介

土曜日午前中時点で重馬場発表
そのまま15時まで雨降り続きました。
明日の中京競馬場は
15時から雨予報となっていて
馬場判定するにはとてつもなく中途半端な予報です。

ですので今回は、仮定条件として
良馬場と重馬場それぞれの
好走血統該当馬の上位を発表をします。

当日稍重という発表になった場合は
重よりか良よりかを、直前の芝レースの走破時計や
上がり時計などで判定してください。

良馬場の場合
ルガル
シャンパンカラー
ビッグシーザー
ビクターザウィナー
ナムラクレア
マッドクール
メイケイエール

重馬場の場合
ルガル
ロータスランド
ナムラクレア
マッドクール
ソーダズリング
ビクターザウィナー
ビッグシーザー

 

 


好走調教該当馬

中京競馬場急坂スプリント戦
ということで今回の好走調教パターンは
坂路調教1週前or最終追い
4F目最速ラップ最終追い
3.4F目ラップ水準タイム以下
この2つをクリアすれば
昨年1.2.3着馬の調教水準をクリアとなります。

そして、これに該当したのが

◉ ルガル
◎ ソーダズリング
の二頭のみとなりました。

次点評価としては
2つの条件のうち片方のみクリアかつ
4F時計速め水準をクリアしていること。
これに該当したのは

▲ マッドクール
△ マテンロウオリオン
△ シャンパンカラー
△ ロータスランド
△ ママコチャ
△ ウインカーネリアン

ナムラクレアは昨年好走時より
3秒以上も遅い 1週前追い切り
最終追いは昨年坂路今年はCW
陣営の意図があるのかもしれませんが
昨年の調教内容が
好走調教に該当していたため
今回評価を下げるしかありません。

 

 


全頭評価

 

 


備考

トウシンマカオ
重、不良なら1円もいりません。

ルガル
出遅れ率40%不安要素

 

当日、Twitterにて推奨馬ツイートします。
フォローしてお待ちいただければ幸いです。

 

 


馬格がなさすぎる馬は厳しいのか?

馬格があればあるほど好走率が増すという
馬体重に正比例したデータではありませんが
急坂ありのスプリント戦であるため
馬格が小さすぎる馬はかなり苦戦傾向にあります。

馬体重別成績(過去5年)
460~470kg以下:0.1.0.8
459kg以下:0.0.0.9

 

では、好走率が馬体重に正比例しないのはなぜか?
それは馬場状況によるものだと考えます。

過去5年中、良馬場開催は2019年のみ。
そこで
サンプリングを広げて過去10年とすると
良3年、稍重2年、重3年、不良2年となります。

これを良、稍重組と
重、不良組とで分けて
480kg未満での好走率を比較してみると

重、不良組
460~480kg未満:1.2.2.35
460kg未満:0.0.1.22
に対し
良、稍重組
460~480kg未満:0.0.1.16
460kg未満:0.0.0.12

という結果になりました。

では、
週末あまりに馬場渋るようであれば
好走率低い消しレベルの460kg未満に近い
470kg台の馬でもチャンスありなのか?

ここを精査するべく
重、不良馬場において480kg以下で
好走できた6頭の雨適正を血統面から評価した結果

2023
ナムラクレア 雨適正◎
2022
ロータスランド 雨適正◉
2021
ダノンスマッシュ 雨適正◎
インディチャンプ 雨適正○
2021
ダイアトニック 雨適正○
2014
ストレイトガール 雨適正○
雨馬場の適正の高い馬がほとんどでした。

では逆に
雨適正の高い血統で500kg以上の大型馬の
重、不良開催年好走率はというと1.2.1.12。

以上のことから結論をはっきり出すならば

基本的な法則として
急坂でのスプリント戦は馬格があることが優先。

ただし、重以上判定の馬場においては
素直に雨馬場適正を優先するべきである。

ということになりますね。

 


中京競馬場トラックバイアス

例年であれば
1月から第一回開催が行われて
第二回開催1週目Bコース使用
というのが高松宮記念ですが

今年は1月開催がなく
第一回開催3週目
Bコース使用でのレースとなります。
先週まで芝レース開催中に雨はなく
馬場良好高速馬場というのが
先週までのイメージでした。

今週木曜日時点では
土日ともに雨予報となっていますが
よほどの雨量でない限りは
例年ほどタフな馬場にならない可能性があります。

とはいえ馬場は生き物ですから
先週までの内有利高速馬場から
日曜日当日の馬場変化はチェックする必要あり。
前日購入は控えた方がよさそうです。

 

 


Twitterフォロワー募集中!

ブログ更新通知だけでなくTwitter限定情報も!
是非フォローお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。


最強競馬ブログランキングへ