2024 大阪杯
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。
好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。
１.好走血統パターンについて 適正競馬が推奨する好走血統パターンは メジャーな現役種牡馬を推奨するシンプルプランとは限りません。 第五世代以上前の血統馬の特性も活用しており ２つ以上の血の配合によ[…]
先週のおさらい
まずは
先週高松宮記念のおさらいから。
1着 マッドクール
A（非サンデー系）
雨適正◎
2着 ナムラクレア
S×A.B（サンデー系）
雨適正◎
3着 ビクターザウィナー
A×A（非サンデー系）
雨適正▲
という結果でした。
当日雨のおかげで
かなりタフな馬場となりましたが
サンデー系の大苦戦は証明できました。
さて、今週の大阪杯は
近年、ドバイと開催時期が被ることで
出走メンバーのレベルが低下傾向です。
阪神内回りという特殊なコースを
十分に経験していない騎手も多数存在。
関東騎手が人気馬多数飛ばしているだけに注目が必要です。
好走血統該当パターン
サンプル：過去5年
好走血統：Z,S,A,B
2023
1着 父B×母父Z
2着 父A×母父Z
3着 父B×母父Z
2022
1着 父S×母父Z
2着 父S×母父Z
3着 父A×母父Z
2021
1着 父S×母父Z
2着 父S×母父Z
3着 父S×母父Z
2020
1着 父B×母父Z
2着 非該当
3着 父S×母父Z
2019
1着 父S×母父Z
2着 非該当
3着 非該当
好走馬の80%が好走血統に該当。
高松宮記念の時のような
特別版とはいきませんが
今回も少し掘り下げたお話をさせていただきます。
阪神内回り2000mという
マニアックなコースレイアウトにより
2000m戦にしては
特殊なラップ推移が発生しやすくなります。
そのラップに対応しやすいとされるのが
母父に配合されたZ群と父SorAorB
とが掛け合わさった血統です。
この血統Zは
スピード面に非常に特化した血統です。
系統は3系列あり優劣が存在。
このZ群を母父に配したことで
阪神内回りでの機動力に適正を示します。
特殊とお話しはしましたが
2000m根幹距離戦という
王道条件も兼ね備えていること
時期的にタフな馬場となりやすいこと
なども含めて
父系には根幹距離好走血統や中距離をこなせる
短距離型血統でないことも重要となります。
今回
この父母掛け合わせに該当したのは8頭。
高松宮記念時のように
ランキングにしたいと思います。
全頭評価
当初は好走血統のみでランキングを出す予定でしたが
予定を変更し好走調教も含めた全頭評価を発表します。
全頭評価の前に
まずは好走調教該当馬をご紹介。
▲ ローシャムパーク
▲ ハーパー
▲ リカンカブール
▲ スタニングローズ
ここまでが
好走調教パターンに該当プラス高水準となります。
▲4頭はローシャムパークが少し頭抜けて
残り3頭は横並びです。
あと好走調教パターンにのみ該当したのが
△ プラダリア
△ タスティエーラ
△ ソールオリエンス
△ ジオグリフ
△ ルージュエヴァイユ
とかなり多め。
好走調教該当のみでの
取り捨ては今回難しいですね。
またワースト評価として
✖✖ カテドラル
✖✖ ハヤヤッコ
この2頭はGⅠ好走水準比較としては
非常に厳しい調教内容です。
以上の好走調教と好走血統を加味した
全頭評価がこちら！
備考
前走全力でいったことで反動ありの調教内容でした。
ただし、出遅れデムーロですが阪神2000mでは要注意。
牝馬でもあり穴で 一考。
このレースで重要となる機動力を過去走で実証済み。
枠も良い。
先行させることが条件。
屈腱炎発症から長い時間かかりましたがやっと復調。
実績は最上位クラス6歳馬ですが14戦というキャリア。
6歳以上非好走データ対象にはしない方が良い。
勝ち時計が速すぎるとどうか。
枠が悪い、先行できれば…
あとは時計限界あり。
勝ち時計速すぎると厳しい。
阪神トラックバイアスと推奨馬
土曜日芝は内前有利
なかなか前が止まりません。
軸候補は先行組から選びたい。
推奨馬は
スタニングローズ
ハーパー
この2頭は
好走血統、好走調教
好走条件牝馬と別に
ある好走条件を満たしています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
