【桜花賞】好走血統Sの成績は4.1.0.9!しかも…?/桜花賞は馬体重に注目!【血統評価/独自解析】

2024 桜花賞
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。

好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。

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note(ノート)

血統のニーズは低い? 大切なのは血統の影響力が占める"割合" いまや至る所で競馬に関する情報が得られる世の中で…

 

 


先週のおさらい

まずは先週大阪杯の結果から。

1着 べラジオオペラ
好走血統5位/好走調教該当
2着 ローシャムパーク
好走血統非該当/好走調教高水準該当
3着 ルージュエヴァイユ
好走血統8位/好走調教該当

という結果でした。

ペースは予想通り落ちついたのですが
好枠のハーパー、プラダリア
二の足遅く好位とることできず
好位を取ったのは
6枠11番の勝ち馬べラジオオペラでした。

阪神競馬場気になったのが
土曜日開催からのバイアス変化です。
日曜日明らかに内ラチ沿い
土壌の巻き上がり激しく
ラチ沿いを走った内枠の馬の凡走が目立ちました。
この変化は今週注意したいと思います。

 

 


好走血統該当パターン

サンプル:過去5年
好走血統:S

2023
1着 S
2着 S
3着 非該当

2022
1着 S
2着 非該当
3着 スプリント配合

2021
1着 S
2着 非該当
3着 非該当

2020
1着 S
2着 スプリント配合
3着 非該当

2019
1着 非該当
2着 スプリント配合
3着 非該当

好走馬の33%が好走血統に該当。
いつもより控え目な該当率ですが対象血統はS一つのみ。
なおかつS該当馬の成績は4.1.0.9

さらに
馬体重460kg以上で絞ると4.0.0.3となります。

また、S該当馬成績4.1.0.9から
父、母父の配合パターンにおいて
この桜花賞では良くないとされているパターン
を差し引くと4.0.0.4となります。

いつもなら
ここから好走血統馬のご紹介に入りますが
今週は好走血統評価を含めた全頭評価
土曜夜に掲載予定です。

Twitterにて更新を告知いたしますので
是非フォローしてお待ちください!

 

 


好走血統該当馬のご紹介

 

 

 


好走調教該当馬のご紹介

今回条件を完全に満たした馬は

○ アスコリピチェーノ
○ ライトバック

の2頭のみとなります。

以下、
好走調教水準に近いレベルという内容で

▲ チェルヴィニア
△ コラソンビート
△ ステレンボッシュ
△ クイーンズウォーク
☆ イフェイオン
☆ ハワイアンティアレ
☆ セキトバイースト
☆ ショウナンマヌエラ

 

 

 


全頭評価

 

 

推奨馬

◎ アスコリピチェーノ
○ ステレンボッシュ
▲ コラソンビート
▲ チェルヴィニア
△ イフェイオン
△ ライトバック
☆ クイーンズウォーク

押さえ
テウメッサ
ハワイアンティアレ

 

 


トラックバイアスについて

阪神競馬場 芝
先週日曜日に感じた内ラチ沿いの違和感は
本日土曜日開催でも見てとれました。

とにかくラチ沿いを選択した馬の脚が削がれるイメージ。
先行馬だけでなく、直線内ラチの空いたスペースを
狙ってきた差し馬も伸び負け傾向です。

グリーンベルトは
内から3頭目から6頭目あたり。
過去3年の内前有利バイアスはないとみます。

 

 

 


馬体重に注目!

阪神マイルというコース条件が
大きな馬格を求めるということに
つながっているわけですが
もう一つ調教という観点から
馬体重が減り続けている馬、馬格の成長が乏しい馬には
G 1本番を前にして強い調教を
課せないでいるという傾向も見てとれます。

ここでは当日馬体重という項目で
好走の有無をデータ表記しますが
前走馬体重という項目も
意識していただきたいと考えます。

当日馬体重460kg未満成績(過去5年)は

0.2.2.45

と勝ち馬がなく
複勝率においてもかなり苦戦しています。
過去10年にサンプルを広げても0.5.5.85

また、過去5年好走馬15頭のうち
前走比較で
プラス体重で好走できた馬はたった2頭
9頭はマイナス体重でした。

牝馬は馬体重減を嫌われる傾向にありますが
ある程度強い調教を課して
絞り込まれた方が好走傾向にあると言えます。

ただし大幅にマイナス体重は
セオリー通り何かしらの疑いを向けて
パドックチェックが必要です。

 

 


レースラップ考察&チューリップ賞への疑問視

今週末阪神競馬場は曇り予報。
過去5年中、良馬場開催となった4年は
速い上がりは求められましたが
上がり3位以内が3着以内を
独占した年は 1度もありません。

2023
前半3F:34.0
後半3F:34.5
1着 追込み上がり1位
2着 先行上がり9位
3着 先行上がり7位

2022
前半3F:34.6
後半3F:34.1
1着 差し上がり3位
2着 先行上がり10位
3着 先行上がり9位

2021
前半3F:34.1
後半3F:34.3
1着 先行上がり4位
2着 追込み上がり1位
3着 差し上がり3位

2019
前半3F:35.4
後半3F:33.3
1着 先行上がり5位
2着 追込み上がり1位
3着 差し上がり2位

2019年のみ前半緩く
上がり特化レースとなりましたが
残りの年は前半速く流れた上に
ラスト3Fが消耗戦のラップにはならず
瞬発力が求められる速い上がりが必要となるのが特徴です。

それでも先行組が好走するため
上がり最速を出せるからといって
差し組のみで馬券を組むと痛い目にあうのですが

今年は過去3年の開催条件とは異なる
開催14日目のBコース2周目。
2021~2023年までは
開催18日目のBコース1周目。
先週見る限り過去3年ほど
インバイアスは強くないと思いました。

外差し優位ではありませんが
今週は内、外ほぼイーブンの可能性があるかもしれません。
バイアスについては
土曜日開催終了後につぶやこうと思います。

近年のレースラップについて書いたのには
今年のチューリップ賞を
疑問視したいというのがあります。

今年のチューリップ賞
前半3F34.5
後半3F35.4
となり、前半ラップの割に
後半ラップがかなり消耗戦ラップとなっていて
上がりがかかっているのがわかります。

上がり1位、上がり3位をつかって好走した
スウィープフィートと
ハワイアンティアラは
桜花賞において同じレベルの上がりでは
切れ負けする可能性が高いため
前哨戦のチューリップ賞好走を
あまり過大評価しないようにしたいです。

 

 


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