2023 天皇賞秋
過去レースの好走血統該当パターン紹介と
今開催レースの注目要素です。
好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。
1.好走血統パターンについて 適正競馬が推奨する好走血統パターンは メジャーな現役種牡馬を推奨するシンプルプランとは限りません。 第五世代以上前の血統馬の特性も活用しており 2つ以上の血の配合によ[…]
好走血統該当パターン
サンプル:過去5年
好走血統:S,A,B
2022
1着 S.A.B
2着 A
3着 S.B
2021
1着 S.A
2着 A.B
3着 A.B
2020
1着 A
2着 A.B
3着 A
2019
1着 A
2着 A.B
3着 非該当
2018
1着 A.A
2着 A.B
3着 S.A
好走馬の93%が好走血統に該当。
いつもならここから好走血統該当馬をご紹介するのですが
今回は、今からお話しする注目データの
全ての項目を評価した”全頭評価順位”を土曜日に掲載します。
天皇賞秋を回収値から考察
天皇賞秋はとにかくガチガチのレースです。
年間国内で行われるGⅠレースの
配当比較ランキング(過去10年)では
単勝回収値は1番安値
複勝回収値は3番目に安値です。
また
同様に全GⅠレース比較において
単勝1番人気は
勝率60%で1位
連対率80%で1位
複勝率90%で1位
このように数字をみれば
どれほどガチガチか分かっていただけると思います。
ようは世論人気と結果がリンクしやすいと言えるわけです。
ただ、
人気だけ見て買いましょうというわけにはいきませんね。
そこで、
シンプルかつ取り捨ての材料となりえる
6つのデータをご紹介します。
これで絞れる!6つのデータ
まず、
GⅠ勝利実績があるかどうかがとても重要となります。
GⅠ勝利実績のない馬の成績(過去10年)は
3.2.3.93
勝率3% 連対率5% 複勝率8%
しかありません。
この項目一つだけでも
割引ことができるのですが
これをさらに深掘りして
GⅠ勝ち実績がないにも関わらず好走した8頭
に共通したデータを算出します。
①
ノーザンファーム関連もしくは
社台ファーム関連の生産馬であること
②
脚質が上がり特化型であり
当日レースにおいて
上がり上位4位以内で走れること
③
好位差し、差し、追い込み脚質であること
※具体的には第 1コーナーを5.6頭目以降で通過
④
東京競馬場
高速馬場につき馬齢5歳以下であること
⑤
適正競馬の好走血統パターンに該当
8頭すべてがB該当、うち3頭はSも該当
そのS該当馬3頭の成績は2.0.1.0
以上5つが
G 1勝ち実績のないにも関わらず
好走した8頭に共通したデータとなります。
GⅠ勝ち実績のない7頭の評価は…?
今年の出走馬で
G 1勝ち実績のない馬は
エヒト
ガイアフォース
ダノンベルーガ
ノースブリッジ
ヒシイグアス
プログノーシス
の計7頭です。
この7頭各馬を
5つの取り捨てデータと照らし合わせ
印評価でまとめたものがこちら。
5項目評価:①②③④⑤
アドマイヤハダル
5項目評価:○○○○×
好走血統Aには該当していますが⑤は✕
詳しくは別記事にて
エヒト
5項目評価:××○××
ガイアフォース
5項目評価:○××○○
ダノンベルーガ
5項目評価:○△○○○
ノースブリッジ
5項目評価:×××〇×
ヒシイグアス
5項目評価:〇〇〇×〇
プログノーシス
5項目評価:〇〇〇〇〇
※②の当日上がり4位以内を使えるかは
あくまで予想として可能性の有無
すべての項目をクリアしたのは
プログノーシスのみという結果に。
上位人気が予想されるダノンベルーガは
②で△が一つついてしまいましたが
この馬は道悪不得意につき
前走札幌記念での上がりは不問としたうえでの△です。
最終的に
全頭評価詳細記事にて
各馬評価順位を出しますが
複数項目×となった馬はかなり厳しい評価となります。
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