【チャンピオンズC】前走〇〇組の複勝率は30%以上!←このデータと中京ダートのパラドックス【注目データ】

2022 チャンピオンズカップ(以下チャンピオンズC)
今回のテーマは

1持ち時計の指数化!今年のレースレベルも考慮
2.PICKUPアラカルトデータ

※各項目は下の目次からジャンプできます!

 

 


1.持ち時計の指数化!今年のレースレベルも考慮

まずは過去5年
チャンピオンズCの勝ち時計を見てみましょう。

2021年:1.49.7
2020年:1.49.3
2019年:1.48.5
2018年:1.50.1
2017年:1.50.1

※馬場はすべて良

今週は中京1週目のため
馬場判定するまでわかりませんが
過去5年から勝ち時計を単純に想定するのであれば
1.49.~1.50.になります。これは非常に速い時計となります。

しかしながら
今回は例年に比べてレースメンバーのレベルが低いです。
それは各馬の時計実績にも現れていて、上記の想定だと
多くの馬が持ち時計を大きく短縮する必要がでてきます。

そこで、例年データ(※)を基に各馬の持ち時計を指数化してました。
※勿論、メンバーレベルが低いため
レースペースなどに大きく影響し
勝ち時計が大幅に遅くなる可能性はあるにはあるのですが…

雨馬場をとても得意とする馬が数頭いますが
現時点では晴れ予報のため良馬場にて算定しています。

当日雨の場合はTwitterにて
雨馬場得意の馬をつぶやきます。

テーオーケインズの存在により
そこまで遅い時計にはならないと推測しますが
今回はメンバーレベルに合わせて勝ち時計を1.50.0に設定。

他のレースでも出してきた指数評価と比較すると
かなり上下の幅が出てしまっている形です。

持ち時計という観点から見ると
テーオーケインズの指数は突き抜けていますね。

 

 


指数評価に関して

1番無難なのは
中京競馬場において速い時計実績があることなのですが
今回、未経験馬もいれば2歳時の実績しかない馬など
多種多様であります。

そうなると近走実績を最重視するほかなく
このような結果にまとまりました。
※サンライズノヴァなどの高齢馬は特に近年実績で算出。

地方競馬場は砂深い会場多く重い砂のため
時計が出難い馬場となります。
地方重賞で結果出なかった馬が
チャンピオンズCにおいて穴を開けるのは
適性条件に見合ったためです。

・左回り適性
・やや軽めの砂で急坂があるにも関わらず速い時計が求められる
この条件を得意とする馬を選出しなければなりません。

 

 


PICKUPアラカルトデータ

◆脚質別成績

今回は、中京競馬場開催となった
過去8年間で算出しました。

逃げ
0.0.3.5
先行
4.3.3.19
差し
2.2.1.39
追い込み
2.3.1.37

このレースに限らず
中京競馬場ダートはかなり前有利傾向です。

 

 


◆勝ち馬、好走馬のとある共通点

過去8年、3着以内馬24頭の内
ダート1800m以上の重賞勝ち経験馬が22頭
残り2頭も3着以内の実績がありました。

さらに
チャンピオンズCの勝ち馬8頭は
すべてGⅠ(Jpn1)の勝ち経験馬であり
GⅠ(Jpn1)勝ち経験馬の成績は8.5.4.40と優秀です。

今回のメンバーで
ダート1800m重賞勝ち経験のない馬

クラウンプライド
※ただしGⅠ 2着/GⅡ 2着/海外GⅡ勝ち経験あり

グロリアムンディ
サクラアリュール
サンライズノヴァ ※1600m勝ちはあり
シャマル
スマッシングハーツ
タガノビューティー
ハピ
レッドソルダード
レッドガラン ※ダート未経験

そのうち重賞3着以内経験すらない馬は
スマッシングハーツ
タガノビューティー
レッドソルダード
レッドガラン

また
重賞勝ち経験馬の中から
GⅠ(Jpn1)勝ち経験のある馬は
テーオーケインズ
ノットゥルノ
サンライズノヴァのたった3頭のみ。
前述した通りメンバーレベルの低さがうかがえます。

サンライズノヴァはGⅠ 勝ち経験ありですが
1800m以上の実績がないため割引評価。
さらに近走、高齢による衰えが見られるため更なる割引対象となります。

 

 


◆好走データの陰に潜むキラーデータ

過去8年
前走地方重賞組の成績は8.4.3.33
大変素晴らしいのですが
その前走における着順とチャンピオンズCの着順の関係性には
矛盾するデータ傾向が見られます。

というのも、中京競馬場のダートは
東京ほど軽くもなく阪神ほど重くもなく
急坂もあることからパワーを求められるわけですが
同じ急坂阪神に比べると砂が軽い分時計がでるため
スピードもある程度必要になります。

要は
”地方重賞での条件で好走=中京1800mでも好走”
となるわけではありません。

もちろん
前走地方重賞とチャンピオンズC
を連続好走した馬は多数いますが
前走の地方重賞で好走できなかった
テーオーケインズ
インティ
ゴールドドリーム
などは
次走チャンピオンズCで好走しました

さらに
JBCクラシックは毎年開催会場が異なるため
前走データとして適性を結び付け難いというのが正直なところです。

前走地方重賞組の成績が素晴らしいのは事実ですが
それだけで高い評価をしてしまうのは注意していただきたいと思います。

 

 


◆JBCクラシックの勝ち馬の評価

また
「JBCクラシックの勝ち馬はその年のチャンピオンズCで苦戦する」
というデータを目にします。

過去8年のデータでは0.1.0.5。
たしかにイマイチなのですが
これも先程お話ししたことに関連し
地方重賞での条件に適した馬がJBCクラシックで優勝し
中京1800mの条件に適さなかったため
好走できなかったと考えるべきだと思います。

JBCクラシック勝ち馬のチャンピオンズC成績で言えば
コパノリッキー(0.0.1.3)
ケイティブレイブ(0.0.0.3)
が条件に適さなかった馬の良い例ですね。

今年のJBCクラシック勝ち馬テーオーケインズ
昨年チャンピオンズCの勝ち馬。
中京1800m適性も十分であることは証明されているため
気にする必要はないと考えます。

 

 


まとめ

 

1.今年のレースレベルの低さから
例年より勝ち時計は落ち着く可能性はあるが
上と下で持ち時計の差は激しい。

2.キーワードは前有利/GⅠ勝利経験馬/中京ダート適性。

 

 

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ここまでお読みいただきありがとうございました。m(__)m