【購入件数1000件突破記念】高齢馬は危険!?キラーデータの奥に隠された一筋の光明/他3項目【東京新聞杯】

今開催東京新聞杯、今回のテーマは

1.高齢馬は危険!?キラーデータの奥に隠された一筋の光明
2.枠の有利不利、サクッと解説
3.中距離主戦の馬が好走できるかはラップ推移次第
4.ファインルージュに掛かる不穏なデータ

の4つとなります。

 

 

お知らせ

タイトルにもある通り
記事購入件数1000件を突破しました!

誠にありがとうございます。
半年間コツコツ頑張ってきた甲斐がありました…

そこで、日頃の感謝といたしまして
有料予定であった東京新聞杯のデータ記事を
無料で掲載することにしました!

少しでも皆様の糧となれれば幸いです!
今後ともよろしくお願いします。

週中データ記事は当サイトのメイン記事です。
自分で馬券を組み立てる方におすすめです。

ぜひご覧ください。

 

 

1.高齢馬は危険!?キラーデータの奥に隠された一筋の光明

短距離やマイルのレースとなると
度々注視される馬齢問題ですが
今回も高齢馬にキラーデータが存在します。

まずは、こちら。
東京新聞杯(過去 5年)における年齢別成績をご覧ください。

画像1を拡大表示

6歳以上の成績は【0.0.0.30】。
かなりいかついデータとなっております。

 

 

 6歳以上の馬に可能性はないのか?

今開催東京新聞杯において 6歳以上の馬は

ディアンドル
トーラスジェミニ
ケイデンスコール
ドナアトラエンテ
カラテ
ヴェロックス
カテドラル

の計 7頭です。
これら全て大幅に評価を下げるべきなのでしょうか?

 

答えは「No」です。

 

その根拠となるデータを
以下に開示しますのでご覧ください。

 

 

 高齢馬と好走血統の関係性

 

東京新聞杯(過去10年)
6歳以上好走馬と好走血統の関係

2016
1着 6歳(A×A)
2着 7歳(A)

2015
1着 6歳(A×A)
2着 6歳(非該当)

2014
1着 6歳(非該当)

2013
3着 7歳(A)

 

東京新聞杯(過去10年)
6歳以上好走馬と好走血統の関係

サトノアーサー
7歳(A×A)

プロディガルサン
8歳(A×A)

キャンベルジュニア
8歳(S)

ガリバルディ
7歳(A×A)

リルダヴァル
8歳(A)

メイショウヤタロウ
7歳(A)

フレイムヘイロー
7歳(A.A)

※6歳馬は該当なし

 

サンプルを過去10年に伸ばした
この2つのデータから分かることは

・7歳馬でも好走血統該当馬なら好走歴あり
・6歳馬なら好走血統非該当でも好走歴あり
・6歳馬で好走血統該当ならむしろ好走歴しかない
・8歳はさすがに厳しいかもしれない

 

今年は 7歳以上の出走はありません。
なので、今年に関しては
高齢馬でも可能性は残ると考えてよさそうです。

 

 

2.枠の有利不利、サクッと解説

過去 5年のデータを参考とした上で
結果から申し上げますと、外枠不利です。

東京新聞杯(過去 5年)
枠別成績

1枠 1.0.1.6
単回値97 複回値66
2枠 2.2.0.5
単回値101 複回値146
3枠 0.0.0.9

4枠 1.1.0.7
単回値61 複回値50
5枠 1.1.0.7
単回値128 複回値68
6枠 0.1.1.7
複回値64
7枠 0.0.2.8
複回値41
8枠 0.0.1.9
複回値17

 

回収値からも見てみると
外枠の不利具合が分かりやすいですね。

 

 

 先週の芝状況も相まって…?

 

先週1/30 東京競馬場 芝
直線は内ラチから5頭くらいまでが伸びる傾向。
それより外からは伸び弱めでした。

明日、明後日も本番直前までチェックしますが
東京競馬場は週中雨量もなく
先週から変化ない可能性が高いです。

 

 

3.中距離主戦の馬が好走できるかはラップ推移次第

マイル戦に中距離主戦の馬が出走することは
そこまで珍しい話ではありませんが

こと東京新聞杯において
中距離主戦の馬が好走した時のラップ推移には共通点があります。

2021
3着 シャドーディーヴァ
前半34.9 後半34.3

ペースはミドルですがスロー寄りのミドル。
1800.2000mが主戦のシャドーディーヴァでも
後半上がり勝負につき置いていかれることなく好走。

2018
1着 リスグラシュー
前半35.4 後半34.1
ペースは超スロー。
2000から2400が主戦だったリスグラシュー。
上がり勝負で好走。

 

前半ペースが緩めば緩むほど
マイラーではなくても対応できる可能性は高くなります。

東京新聞杯では、そういったペースになる
可能性もあることを過去歴が示しています。

 

ただし、かなり前傾ラップ刻んだ場合は
当然中距離、長距離主戦馬は苦戦傾向にあります。

 

 

4.ファインルージュに掛かる不穏なデータ

好走血統にも該当のキズナ産駒の 2頭

ファインルージュ
マルターズディオサ

特にファインルージュはルメール騎手の騎乗も
相まって人気しそうな気配がありますが

キズナ産駒であるこの 2頭
東京直線ヨーイドンの究極上がり勝負は厳しいと判断します。

 

以下のデータは
キズナ産駒の昨年の上がり別成績

キズナ産駒 上がり別成績(21年度)

0~33.5s
1-2-1-15/19 ( 5.3%/ 15.8%/ 21.1%)
単回値8 複回値 36

33.6~34.0s
3-3-7-29/42 ( 7.1%/ 14.3%/ 31.0%)
単回値29 複回値82

34.1~34.5s
5-5-10-60/80 ( 6.3%/ 12.5%/ 25.0%)
単回値43 複回値106

(余談)キズナ産駒 ストライクゾーン
34.5~34.8s
13-9-9-66/97 ( 13.4%/ 22.7%/ 32.0%)
単回値199 複回値125
※内 1番人気
4-0-1-2/7 ( 57.1%/ 57.1%/ 71.4%)
単回値172 複回値98

 

33秒前半の上がり勝負では
とても厳しいことになりそうです。

ファインルージュマルターズディオサとしては
ペースラップ流れて
上がりがかかる展開にしたいところでしょう。

 

 

まとめ

 

1.高齢馬とはいえ、今年は 6歳馬が最高齢。
好走する可能性は残されています。
2.回収値からも、外枠不利と言えます。
3.中距離主戦の馬でもスローペースに寄れば
好走できるかもしれません。ハイペースなら苦戦必至。
4.東京あるある直線勝負になった場合
ファインルージュは厳しいかもしれません。

 

 

お読みいただきありがとうございました。
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