2024 阪神JF
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。
好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。
1.好走血統パターンについて 適正競馬が推奨する好走血統パターンは メジャーな現役種牡馬を推奨するシンプルプランとは限りません。 第五世代以上前の血統馬の特性も活用しており 2つ以上の血の配合によ[…]
好走血統該当パターン
今年は京都開催のため
過去5年の好走血統データが強く絡む根拠がありません。
ですので、今年のエリザベス女王杯と
マイルチャンピオンSで応用した
改修後京都の特化データから転用したいと思います。
まずは京都競馬場の先週の芝全レース
距離や条件は絞らないまま
好走馬の血統パターンをまとめました。
土曜日
5レース 新馬1800
1着 パターンA
2着 パターンA
3着 パターンA
6レース 未勝利1400
1着 パターンA
2着 パターンA
3着 パターンA
9レース 1勝クラス1200
1着 パターンB
2着 パターンA
3着 パターンB
11レース GⅢ 2000
1着 パターンA
2着 パターンB
3着 パターンB
日曜日
2レース 未勝利1600
1着 パターンA
2着 パターンB
3着 パターンA
3レース 未勝利1800
1着 パターンB
2着 パターンA
3着 パターンA
5レース 新馬1400
1着 パターンA
2着 パターンA
3着 パターンA
10レース 3勝クラス1800
1着 パターンB
2着 パターンA
3着 パターンA
12レース 2勝クラス1400
1着 パターンA
2着 パターンA
3着 パターンA
基本的にはパターンAorBに該当しています。
パターンA,Bそれぞれの好走内訳は
パターンA:6.7.7
パターンB:3.2.2
とパターンAが優勢となっています。
このパターンA,Bは東京ダートになると好走内訳が
パターンA:2.3.2
パターンB:9.7.8
となり優劣が逆転。
ダートであればパターンBというわけでもなく
中京ダートならパターンAの方が好走率は高くなります。
当然、距離等も配合に関係するため
無条件サンプルでは本来の精度をかきますが
それでも露骨に現れた京都芝の好走血統は
重視する価値があるはずです。
加点血統Sについて
また、今回は
荒れたタフな馬場を牝馬が好走するための血を
加点血統Sとして評価したいと思います。
まずは阪神競馬場で行われた
阪神JF(過去5年)の好走血統をご覧ください。
2023
1着 S.A
2着 A.A
3着 非該当
2022
1着 S.A
2着 A
3着 A.A
2021
1着 S
2着 S.S
3着 S
2020
1着 A
2着 非該当
3着 S
2019
1着 S.S
2着 A
3着 非該当
好走馬の80%が好走血統に該当。
この好走血統を簡単にご説明しますと
血統S→急坂適性○
血統A→タフ馬場適性○
阪神競馬場開催でも冬の連続開催であり
タフな馬場であったのは間違いありません。
今開催阪神JFにおいては
血統Aを加点血統Sとして取り扱います。
好走血統該当馬
ミーントゥビーは
パターンA,Bどちらにも該当せず
パターンDとして処理します。
血統推奨上位は
○ ランフォーヴァウ
○ コートアリアシアン
予想の三大根幹
初京都開催ということでも
応用できるファクターとして
前走クラスと前半ラップ、多頭数経験があります。
まずGⅠのペースは平場とは異なり
一気にペースアップします。
その経験の有無は大きな成績差を生みます。
過去10年、前走クラス別成績を見ると
1勝クラス:1.4.1.46
重賞組:8.4.9.67
重賞組がかなり安定していますね。
過去5年のJF前半ラップは
2023年:34.4
2022年:33.7
2021年:34.1
2020年:34.9
2019年:33.7
34秒前半のラップでの好走経験は
大きなプラス要素となります。
また
多頭数経験の有無も好走率に影響しています。
特に10頭未満の少頭数レースしか経験がない馬は注意が必要です。
ペース経験と多頭数経験につきましては
以下にまとめておきましたので参考にどうぞ。
特殊な馬場になる可能性あり?
京都競馬場は2週続けて
内ラチを嫌う騎手が多数いました。
この判断自体間違いとまでは言いませんが
先週は内をまわった少数派の好走が目立ちました。
走破時計自体は決して遅くはなく
外を回すロスを挽回できるほど内が悪いわけではありません。
さらに、2週に渡り内を嫌ったことで
真ん中あたりがかなり傷んだということが言えます。
最終的なトラックバイアスについては
Twitterにて日曜日につぶやきます。
難解なレースであることは間違いない
阪神から京都開催となることで
阪神JFにおいて使えていた馬体重別成績データも
今回効果を発揮できるかは未知です。
特に今回は最終18頭のなかで
好走率の高い460kg以上に該当しているのは
5頭(※前走時馬体重)のみ。
さらに
1番好成績となる460~479kg
これに該当する馬は0となります。
とはいえ、急坂のない京都。
この条件が及ぼす馬体重データへの影響はいかに…
予想としてはかなり難解なレースとなるかもしれません。
さらに予想を難しくする要素がもう一つ。
今回逃げ馬が多いうえに
テンのペース差がバラバラの
距離延長組/同距離組/距離短縮組の6頭が揃いました。
さきほどもお伝えしましたが
レース当日は
内、前有利バイアスの可能性の方が高いのではないか
と思っています。
しかしながら
この6頭が主導権争いをしてしまうと
差し有利ラップは間違いなくなります。
何頭が逃げに絡んでいくのか
これを予想するのは非常に困難です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。