【特大号】【天皇賞春】該当率”86%”!好走血統該当馬のご紹介【血統評価/独自解析】

2023 天皇賞春
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。

好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。

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血統のニーズは低い? 大切なのは血統の影響力が占める"割合" いまや至る所で競馬に関する情報が得られる世の中で…

 

☆お知らせ☆

今回は特大号ということで
日頃はお見せできない血統詳細好走血統該当馬ランキングなど
情報盛りだくさんでお届けします!

 

 


過去レースの好走血統該当パターン

サンプル:過去5年
好走血統:S,A

※京都開催

2020
1着 S
2着 S
3着 A

2019
1着 S
2着 A
3着 S

2018
1着 S
2着 A
3着 非該当

2017
1着 S
2着 A
3着 非該当

2016
1着 S
2着 A
3着 A

好走馬の86%が好走血統に該当。
しかもS配合馬は5連勝と圧倒的な強さ。
A配合馬も2,3着ではありますが十分健闘しています。

 

「ここまで強いと傾向関係ないのでは?」
と思われるかもしれませんが、阪神開催年では

2022
1着 A
2着 非該当
3着 非該当

2021
1着 非該当
2着 非該当
3着 非該当

と全く通用していません。

これはたまたまではなく
阪神開催(2年分)においてS配合馬の成績は0.0.0.8
京都開催(5年分)においてS配合馬の成績は5.1.1.7

傾向差は間違いなくあると言えるでしょう。
直線急坂がないことと3コーナー下り坂が
この傾向差を生んでいると推測します。

 

 

京都開催と阪神開催の違い

では京都阪神それぞれの傾向とはなんでしょうか?
過去、阪神開催と京都開催での好走馬たちを
2つの視点から比較してみました。

※京都開催は5年、阪神開催は2年サンプルのため好走馬の数はそれぞれ15頭、6頭です。

先程もお話ししましたが
京都と阪神の違いは
直線急坂の有無
3コーナーの下り坂の有無になります。

長距離戦のためスタミナは当然必要として
阪神ならスタミナ+パワー
京都ならスタミナ+スピード
傾向としてはこんな感じでしょうか。

あくまで血統背景を無視した話にはなりますが
直線急坂がない分馬格がなくても好走可能で
なおかつ下り坂でのスピード維持
これが京都競馬場開催のイメージです。

 

 


【特別版】好走血統詳細

いつもならここまでは載せないのですが
今回は特別に、好走血統の中身についてお話ししようと思います。

まずは過去好走血統該当パターンにおける
血統分析表をご覧ください。

ズバリ重要なキーワードは
サンデー✕ナスルーラです。

その中でも
“ナスルーラ系のプリンスリーギフト”と
“トニービン”が特に注目の血統となります。(色付き部分)

 

 


好走血統該当馬のご紹介

 

今回の好走血統該当馬を
ランキング形式で並べると

1位:シルヴァーソニック
父 サンデー✕プリンスリーギフト
母父 ナスルーラ系トニービン

2位:ヒュミドール
父 サンデー✕プリンスリーギフト
母系 トニービン

3位:アスクビクターモア
父 サンデー
母 ナスルーラ系

4位:アフリカンゴールド
父 サンデー✕プリンスリーギフト
母 ミスプロ系

5位:マテンロウレオ
父 サンデー✕トニービン
母 ロベルト系

6位以下
アイアンバローズ
メロディレーン
サンレイポケット

となります。

 

 


血統評価と高齢馬成績のバランス

ただし
ここで気をつけていただきたいデータが…
それが天皇賞春(京都開催)における高齢馬の成績。
7歳以上高齢馬成績(5年分)は 0.1.1.16 とかなり厳しいです。

ランキング上位の
シルヴァーソニックは7歳
ヒュミドールも7歳
アフリカンゴールドは8歳
下位では
メロディレーンは7歳
サンレイポケットは8歳
も該当してしまいます。

血統評価は高くても、データ上高齢馬は割引が必要です。

3連系の馬券であれば
高齢馬を2頭並べないで1頭入れるくらいが
ちょうど良いかもしれませんね。

 

 


タイトルホルダーについて

タイトルホルダーは
非サンデー系の父ネイティブダンサー系となります。

実はこの父ネイティブダンサー系
京都競馬場開催の天皇賞春ではまったく通用していません
タイトルホルダーの父父にあたる
父キンカメ産駒も0.0.0.11と大苦戦です。

加点血統であるトニービンを父母にもつ
ドゥラメンテ産駒であるのですが
キンカメ✖トニービンのルーラーシップ産駒は
サンプル少ないものの0.0.0.2であり
少し不安がつきまといます。

血統理論上不安のつくタイトルホルダーですが
とはいえドゥラメンテ産駒は京都開催初挑戦ですので
やってみるまではわかりません。
長距離適性は十分ですし
何より追い風になりそうなのは週末の雨です。

タイトルホルダーの作り出すペースは
ジャスティンパレスが好走した阪神大賞典とは
まったく違うレース展開を作ると思います。
タフな消耗戦をつくりあげられた時
京都競馬場であるにも関わらず
スピードよりスタミナという構図となれば
タイトルホルダーが好走できる可能性が出てきますね

 

 

■余談

京都競馬場
初日前半は高速タイムでませんでしたが
日曜日にはしっかり高速馬場と言えるタイムが連発しました。
最新の撥水構造を取り入れてあるとのことで
週末の雨予報もあまり気にしなくて良いかもしれません。

マイラーズカップは
過去京都競馬場開催時の好走血統該当馬
ジャスティンスカイを推奨したのですが
終始ルメール騎手に外から蓋された上に
直線斜行したガイアフォースの影響も受けました。

詰まり通しで力を出せなかったのは仕方ないのですが
新京都競馬場で旧京都競馬場の好走パターンが
通用証明できなかったのは残念でした。

 

 


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