2023 オークス
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。
好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。
1.好走血統パターンについて 適正競馬が推奨する好走血統パターンは メジャーな現役種牡馬を推奨するシンプルプランとは限りません。 第五世代以上前の血統馬の特性も活用しており 2つ以上の血の配合によ[…]
過去レースの好走血統該当パターン
サンプル:過去5年
好走血統:S,A,B
2022
1着 S×A
2着 S×A×A
3着 非該当
2021
1着 S×A
2着 S×A
3着 非該当
2020
1着 S×A×A
2着 非該当
3着 非該当
2019
1着 A
2着 A
3着 A
2018
1着 S×A×A
2着 S×A
3着 非該当
※今回は特殊な表記になっています
好走馬の67%が好走血統に該当。
それでは2023 オークス
好走血統該当馬ランキングをご紹介します。
好走血統該当馬ランキング
過去5年
連対馬10頭のうち6頭は
父、母父ともに非サンデー系。
父、母父ともに非サンデー系は
出走頭数自体が少ないため好走率で見ると高め。
これに今回該当するのは
リバティアイランドのみです。
Focus:リバティアイランド
ぶっちぎり1人気のリバティアイランド。
好走血統でも文句なしの評価でしたが、他要素も見てみましょう。
桜花賞を上がり最速で勝利
過去10年
桜花賞を上がり最速で勝利した馬の
オークスの成績は2.1.0.0
また
桜花賞が阪神外回りになってから
上がり最速で桜花賞を勝った馬は6頭いますが
その6頭のうち
オークスに出走しなかったジュエラー以外は
オークスにおいても上がり最速を使ってます。
調教後の馬体重発表は476kg
過去10年の
馬体重別成績を見てみましょう。
成長乏しい420kg以下組はかなり苦戦しています。
ただ、馬格があればあるほど良いわけではありません。
500kg超えで好走したのはたったの1頭のみで
桜花賞好走パターンとはまったく違う分布となりました。
脚長のマラソン体型という表現を使いますが
筋肉ムキムキよりも
すらっとしたマラソン体型が好走傾向にあります。
※桜花賞(過去5年)は
~440kgは0.0.2.26
441~460kgでも0.2.0.22
とかなり苦戦傾向。
キラーデータはあるのか?
リバティアイランドのキラーデータですが
なかなか見つけることができませんでした。
パフォーマンスが落ちる可能性は
極端な内枠をひいた時でしょうか。内枠をひきました。
出遅れさせて馬込みを避ける可能性あります。
阪神JFでは中団外ポツン
桜花賞では最後尾ポツンでしたが
アルテミスSにおいては
終始馬群の中で揉まれ道中何度も頭を上げています。
直線開かず追い出しが遅れての2着でもありますが
馬群の中は決してプラスではないと思います。
もう一つは
4コーナー回ってのポジションです。
桜花賞では最後尾から
素晴らしい上がり1位を使っての勝利ですが
阪神JFにおいては
4コーナー8番手から上がり3位の脚となりました。
過去5年、この優駿牝馬において
上がり2位以内の成績は4.1.3.8
と素晴らしいのですが
4コーナー10番手以降で馬券になったのは3頭のみ。
残りの12頭は4コーナー9番手以内からです。
さらに
全体の2/3より後方となるポジションからきた馬は
デアリングタクトの13番手のみとなり
極端な後ろからでは差し損ねます。
リバティアイランドが
ある程度位置を上げたところから
速い上がりが出せるのか検討する余地ありです。
…が距離不安に関しては
まったく問題ない血統ですし
上がり問題よりは内枠問題に注意ですね。
結論
正直、リバティアイランドは
人災ぐらいしか弱点がありません。
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今回調教評価に格差あり。
日曜日、推奨穴馬と1円もいらない人気馬つぶやきます。状況が変わりました、Twitter確認お願いします。(5/21 13:00現在)
先週つぶやきのナミュール
スタートしてから400m付近で起きた大きな不利は非常に残念でした。
気を取り直して今週も頑張ります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。