【マイルCS】血統・調教・データすべてを網羅!全頭評価ランキング

2023 マイルCS
今回のテーマは

① 上がりの重要性はいかに
② 阪神開催はすべて後傾ラップ。京都は?
③ 安田記念の勝ち時計に注目
④ 好走血統パターン
※下の目次から各項目に飛べます。

はじめに

マイルCSが
リピーターレースであることは有名ですが
過去3年は阪神開催。
今年は京都開催のため
過去3年のデータは評価基準にはなりません。

また
安田記念との関連性も
阪神開催と以前の京都開催とでは
かなりの差を感じます。

京都開催されたマイルCSでの
過去10年の同年安田記念3着以内好走馬の成績は

2.1.1.13

これが阪神開催となった3年間となると

2.2.0.2

安田記念好走馬がかなり好走しています。

阪神開催と京都開催で
なぜここまでの差が生まれたのか。
それは京都開催と阪神開催では
レース傾向がかなり異なるからです。

では
京都開催の今年は何に着目すればよいのか。
今回の記事では、この着目すべき点を
4つの項目に分けて解説していこうと思います。

上がりの重要性はいかに

阪神開催時(過去3年)
上がり3位以内成績は3.3.1.3
※大幅な出遅れによる無意味な上がり上位は削除

これに対し京都開催時(過去3年)
上がり3位以内成績は1.0.2.6

阪神開催分3年にあわせて3年分で比較しましたが
京都開催過去10年にすると6.5.5.28

上がり上位であることが
好走するための最重要項目ではないことがわかります。

逆に
阪神開催においては
上がり3位以内馬の複勝率が70%
であることから上がりを重視してもいいでしょう。

 

 


阪神開催はすべて後傾ラップ。京都は?

次は
前後半ラップから傾向を見てみましょう。

と約半分が前傾ラップであり
後傾ラップの年も1.1秒以上のラップ差のある
極端な後傾ラップは1年もありません。

 

 


安田記念の勝ち時計に注目

“勝ち時計”

これが最も安田記念との関係性に
影響していると考えています。

安田記念の勝ち時計と
阪神,京都開催マイルCSの勝ち時計を比較してみましょう。

阪神開催マイルCSの勝ち時計に対して
京都開催マイルCSの勝ち時計は明らかに遅く
阪神開催マイルCSの時計は
東京開催安田記念よりは遅いものの近い時計となっています。

 

 

リニューアルした京都競馬場が及ぼす影響は?

よって今年の安田記念の結果を
そのまま評価加味してしまうのは危ないかもしれません。

というのも
安田記念は超高速馬場の東京。
今年は1.31.秒台で走れなければ掲示板に乗ることすらできませんでした。

しかし
京都競馬場となれば
1.32.秒後半でも勝つ可能性でてくるため
安田記念では時計限界により凡走した馬にもチャンスが生まれます。

ただし、チャンスとなるかどうかは
当日の馬場が時計のかかる馬場かどうか確認が必要です。

特にリニューアル京都は過去の京都とは
まったく違うバイアスデータを示してきているため
リアルタイムでの判定はとても重要です。

また、リニューアル京都は
好走血統にも影響を及ぼしています。

過去、京都マイルでは
かなりの好成績を出していた欧州系?が苦戦傾向。
逆にもう一つの欧州系?は
さらに好走率を伸ばしています。
これは今回の馬場が影響しているとは思いますが
上がり測定を含め当日の馬場、大注目です。

 

 


好走血統パターン

好走血統のお話しも出たので
ここで好走血統パターンもご紹介しておきましょう。
もちろん京都開催バージョンです。

2019
1着 S×A
2着 母A.A
3着 A×A

2018
1着 母父S.A
2着 A×A
3着 非該当

2017
1着 A×A
2着 父A
3着 母父A

2016
1着 母A.A
2着 非該当
3着 非該当

2015
1着 A.A×A
2着 母父A
3着 非該当

好走馬の73%が好走血統に該当。

好走馬の配合考えると
父or母父にA系統が配合されていることが
好走するための絶対条件といえるレベルかもしれません。

この好走血統パターンと調教評価を加味した
出走馬ランキングをTwitter(X)にて掲載予定!

 

 


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ここまでお読みいただきありがとうございました。


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