【注目データ】父サンデー系 vs 父ネイティブダンサー系【天皇賞春】

2022 天皇賞春
今回のテーマは

1.父サンデー系 vs 父ネイティブダンサー系
2.阪神開催でも通用するデータなのか?
3.上がり3位以内の好走率

 

 

☆データ記事の実績

 

先々週の皐月賞(先週は記事なし)
好走馬3頭はデータ記事にて取り扱った馬体重データを
全てクリアしていました!

 

他にも中山牝馬Sでの非推奨馬一覧

 

高松宮記念での高齢穴馬候補一覧など


数多くのレースにおいて功績を挙げております!

 

 

☆データ記事は当サイトのメインコンテンツ

 

 

「自分で馬券を組みたいが、
どのデータを参考にすべきか分からない」
「汎用データではなく、
レース用に深堀りされたデータが知りたい」

 

このような考えを持ったことはありませんか?
そういった方々にオススメの記事です。ぜひご覧ください!

 

 

1.父サンデー系 vs 父ネイティブダンサー系


天皇賞春における、父サンデー系の成績は

10.9.9.82(過去10年)
勝率9% 連対率17% 複勝率25%

悪くはないですね。

対して、
今回人気するであろうタイトルホルダー
父ネイティブダンサー系
こちらの成績はというと

0.0.0.26(過去10年
勝率0% 連対率0% 複勝率0%

なかなかにえぐいキラーデータとなりました。

 

 

◇今出走馬の父ネイティブダンサー系

 

ハヤヤッコ
ヒートオンビート
ユーキャンスマイル
タイトルホルダー
テーオーロイヤル


この5頭が該当しますが、厳密に分けると

タイトルホルダー
テーオーロイヤル


は母父にサンデーが配合されております。
この配合により、この2頭は割引度合が多少下がります。

ちなみに
父ネイティブダンサー系×母サンデーという配合は
これまでにキセキダンビュライトが出走しておりますがどちらも凡走しております。

 

 

 

2.阪神開催でも通用するデータなのか?

 

ただ、
天皇賞春は2020年まで京都競馬場にて行われておりましたが
昨年からは阪神競馬場で開催されていますね。

というわけで阪神競馬場でも上記のデータが通用するのか
阪神大賞典(阪神3000m)のデータを確認してみましょう。

阪神大賞典好走馬(過去5年)

2022
1着 父サンデー系
2着 父サンデー系
3着 父サンデー系

2021
1着 父サンデー系
2着 父ネイティブダンサー系
3着 父サンデー系

2020
1着 父ネイティブダンサー系
2着 父サンデー系
3着 父サンデー系

2019
1着 父サンデー系
2着 父サンデー系
3着 父サンデー系

2018
1着 父サンデー系
2着 父サンデー系
3着 父サンデー系

 

出走馬全体で見てみると
父サンデー系 好走率:13/36(36%)
父ネイティブダンサー系 好走率:2/15(13%)
となりました。

天皇賞春の過去10年データに比べると差は縮まりましたが
それでも好走率に約3倍の格差があります。

ネイティブダンサー系に関して
急坂には強い傾向があるのですが
産駒別好走距離からも3000mを超える距離は割引が必要です。

タイトルホルダーは母父サドラーズウェルの血が
どこまで作用するかが距離問題解決のカギになると思われます。

 

 

3.上がり3位以内の好走率

 

京都開催と大きく違うのは
上がり3位以内の好走率です。

京都開催においては上がり4.5.6位でも
それなりに好走できますが
阪神大賞典を含み阪神開催の昨年の天皇賞春も
上がり3位以内の好走が目立ちました

阪神大賞典 上がり別好走率(過去5年)

上がり1位:4.2.2.0 ※同位2回
上がり2位:1.1.1.2
上がり3位:0.1.0.4

 

ちなみに
昨年の阪神開催の天皇賞春は
上がり1位が1着、上がり2位が2着でした。

 

これが従来の京都開催の天皇賞春だと

京都開催年 天皇賞春 上がり別好走率(過去5年)

上がり1位:2.1.1.1
上がり2位:1.2.0.5
上がり3位:1.0.3.5

上がり4位~6位:1.2.1.11

直線平坦あるあるの
逃げ、先行馬による前残りが見られました。

天皇賞春、阪神開催では急坂2回のコースにかわります。
よって上がりに特化した馬を狙うべきです。

 

 

まとめ

 

1.父ネイティブダンサー系には注意。該当馬は5頭。

2.多少差は縮むものの阪神開催でも使えるデータとなっております。

3.会場が変わったことで、上がりの重要度が上がりました。

 

 

お読みいただきありがとうございました。
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