【皐月賞】今年の時計は速いのか遅いのか…好走血統該当馬のご紹介【血統評価/独自解析】

2025 皐月賞
過去レースの好走血統該当パターン解説と
今開催レースの好走血統該当馬のご紹介です。

好走血統記事を初めてご覧になられる方は
まずはじめにコチラをお読みください。

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血統のニーズは低い? 大切なのは血統の影響力が占める"割合" いまや至る所で競馬に関する情報が得られる世の中で…

 

 


好走血統該当パターン

まず最初に、この皐月賞というレースは
各年のトラックバイアス、レースラップの格差が生じやすいレースです。

基本的には
速い勝ち時計となりやすい傾向にはありますが
問題は、速い年と遅い年のタイム差が激しすぎるということです。
過去10年で比較すると

2015年
1.58.2
前半3F:35.2

2016年
1.57.9
前半3F:34.2

2017年
1.57.8
前半3F:35.1

2018年
2.00.8
前半3F:35.5

2019年
1.58.1
前半3F:34.8

2020年
2.00.7
前半3F:35.6

2021年
2.00.3
前半3F:36.3

2022年
1.59.7
前半3F:35.2

2023年
2.00.6
前半3F:35.1

2024年
1.57.1
前半3F:34.2

速い年と遅い年では
勝ち時計に3秒以上もの差を生んでいるのです

当然、勝ち時計の速い年と遅い年では
それぞれ好走血統パターンに違いがあります。

基本的には小回り2000mを
早めに動いていける機動力がかなり有効となるレースです。

ミドルペース以上のマイル前後の距離での好走経験や
ミドルペース以上の速いラップでの好走経験は大きなプラス材料となります。

今年の勝ち時計がどれくらいになるのかを見極めるため
馬場判定はとても重要な項目となります。
当日の馬場コンディションはしっかり見極めたいと思います。

ということで、好走血統パターンは
勝ち時計が速い想定と遅い想定の二種に分けて表記します。

 

 


【勝ち時計が速い想定版】好走血統パターン

2024年(勝ち時計:1.57.1)
1着 パターン1 加点S
2着 パターン1 加点S
3着 パターン2 加点A

2019年(勝ち時計:1.58.1)
1着 パターン1
2着 パターン2 加点S
3着 パターン1

2017年(勝ち時計:1.57.8)
1着 パターン1
2着 パターン1 加点S
3着 パターン1

 

 


【勝ち時計が遅い想定版】好走血統パターン

2023年(勝ち時計:2.00.6)
1着 パターン3 加点S
2着 パターン3
3着 パターン4 加点S×S

2021年(勝ち時計:2.00.6)
1着 パターン2 加点A
2着 パターン4
3着 パターン3 加点A

2018年(勝ち時計:2.00.8)
1着 パターン3
2着 パターン3
3着 パターン4 加点S.A

高速決着した年はパターン1が無双状態です。
逆に時計が2分以上かかるタフな馬場なら
パターン4が好走できるレースとなります。

1分59秒台決着とかいう中途半端な馬場になると
パターンによる予想が困難を極めると思います。
それがこの2022年(勝ち時計1.59.7)

1着 パターン4
2着 パターン2
3着 パターン1

パターン1と4が同時に好走できてしまうような状態に。
ただし、2020年のみ

2020年(勝ち時計:2.00.8)
1着 パターン1
2着 パターン1 加点S
3着 パターン2
4着 パターン4 ※17番人気

この年パターン4の馬は4頭出走で
4着-6着-7着-12着という結果。
17人気-6人気-13人気-16人気ですから
人気からはかなり好走できてはいます。

今年の皐月賞、予想を楽にするためにも
1分57秒台か2分以上かかるかの
極端な馬場になってほしいものです。

 

 


好走血統該当馬

 

 

 


持ちタイムランキング&ハイペース好走経験

⑩ クロワデュノール
唯一の不安要素は
ハイペースでのレース経験がないということ
出走したレースはすべてスローからの上がり勝負となっています

 

⑰ ファウストラーゼン
ペース流れた場合、得意の捲りが機能しない可能性あり

 

 

 


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